束子ダイナミック

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死に急ぎRPG『魔界塔士サ・ガ』をクリアした

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【この記事には大きなネタバレはありませんが、ゲーム終盤の画像が含まれます】

年末から遊んでた『サガコレクション』より、『魔界塔士サ・ガ』をクリアした。 

元は1989年にゲームボーイで発売された作品で、ゲームボーイ初のRPGとしても有名。サガシリーズ最初の一本である。

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このゲーム、ともかく人が死にまくる。

 

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最初のうちは、初っ端からフルスロットルで殺伐とした世界を面白がっていたものの……


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終盤まで隙あらば死体が積み上がるものだから、無常感が募るばかり。


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主人公すらもその例外ではなく、何度も死んでるとロストして主人公交代……なんてこともあるそうだ。


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敵も敵で即死耐性ガバガバだったり、攻撃力高めの調整になってることもあり、ボスを含めて全体的に呆気ない。


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呆気なく散る命だからこそ、時に命を捨てても大事なものを守る。それが塔の流儀なんですね。

数多の死体を踏み越えて、主人公たちは塔の頂上を目指していくわけです。

 

セリフが男女共通なために異様にキャラが立ったエスパーギャルと仲間たちの冒険は、

意図せず非核三原則に反したりしながら続いていく。

そして塔の頂上にて、いくつかの選択とともに終わりを迎えた。

このゲームには選択肢が存在しないのだけど、この主人公たちの選択は常に思い切りが良く、見てると元気が出てくる。

この殺伐っぷりで元気が出るとは変な話だが、なんかそういうゲームでした。