今年もやりました。2021年に遊んだゲームまとめです。
ゲームオブザイヤー的な選出はせず、体験版などを除いて遊んだもの全部の感想をずらずら書いていくので、カタログ気分で気軽に眺めてもらえればと。
- Sa・Ga COLLECTION(サガ コレクション)
- Overcooked! 2(オーバークック2)
- バディミッションBOND
- 送り犬
- Watch Dogs 2(ウォッチドッグス2)
- Play at Homeで配布されてたゲームたち(10本)
- MAGLAM LORD/マグラムロード
- SaGa Frontier Remastered(サガ フロンティア リマスター)
- Portal(ポータル)
- Monster Sanctuary(モンスターサンクチュアリ)
- Donut County(ドーナツカウンティ)
- Cris Tales(クリステイルズ)
- Hades(ハデス)
- SkateBIRD(スケートバード)
- CrossCode: A New Home
- あつまれ どうぶつの森
- Unpacking(アンパッキング)
- Twelve Minutes(トゥエルブミニッツ)
- SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)
- 2021年の振り返り、そして2022年へ
Sa・Ga COLLECTION(サガ コレクション)
ここ数年はサガシリーズを遊ぶのが年末年始の定番となりつつある。煩悩を祓うどころか業(カルマ)が増えそうなシーンが目白押しのRPGである。まぁ、そもそも年越したくらいで煩悩を祓おうなんて虫が良すぎるんですよ。これも いきものの サガか……
三作品がセットになったコレクションタイトルで、去年末から年初にかけて『魔界塔士サ・ガ』をやったので、今年は『時空の覇者 サ・ガ3』でもやろうかな。
ところで最近スマホ版も出たそうで。元がゲームボーイなので、縦で遊ぶと雰囲気出そう。
- プレイ時間:10時間(サガ1だけクリア)
Overcooked! 2(オーバークック2)
鍋燃やし系クッキングアクション。前にもどこかで書いた気がするけど、これは本当に傑作マルチプレイゲーム。
ドタバタパーティーゲームであることと、ガチ共闘ゲームであることがシームレスに繋がっているのが素晴らしい。真面目にスマブラ以来の逸材だと思う。ちなみにゲーパスにも入っている。
- プレイ時間:20時間(未クリア)
バディミッションBOND
真面目な刑事だった主人公が、色々あって悪党どもとバディを組んで真の悪党をぶっ飛ばしに行く! という筋書きの、フルボイスのデジタルコミックにちょっとゲームが付いたみたいな感じのゲーム。
キャラも良い、話は面白い、だけどなんかどうも進めるのが億劫で途中リタイア中である。去年の十三機兵といい、読むだけのシナリオ部分が長いゲームが苦手なのかもしれない。アニメや映画なら平気なのに、ゲームだとどうもじっとしていられないようだ。
- プレイ時間:5時間(未クリア)
送り犬
ホラーサスペンスな短編サウンドノベル。話としてはそんなに趣味じゃなかったけど、100円セールだったので、まぁたまにはこういうのもいいかなという感想になった。
女子大生が主人公なんだけど、なんかえらく古臭く感じたんですよね。「合コン」とか「送り狼」とか現代に実在するのか……? いや、単に文化圏の違いかもしれないのだが。
- プレイ時間:2時間(クリア)
Watch Dogs 2(ウォッチドッグス2)
世界をハッキングするオープンワールド。
いきなり関係ない話をすると、この前『コンテナ物語』という本を読んだのである。クレーン荷役の描写とか文章だけだと理解しにくい部分も多いが、オークランドのコンテナ港でコンテナクレーンをハッキングした経験がここで役に立った。コンテナの中を生活空間に改造して密航してくる中国人をとっ捕まえるサブイベントがあったけど、あれ本当にあるらしいです。
徹底的に現実に根差しているからこそ、ハッキングという非日常が魅力になりうるんだろうなぁと。
- プレイ時間:たぶん50時間くらい(クリア)
Play at Homeで配布されてたゲームたち(10本)
これら、結局全然クリアしてなくて申し訳ない。割と良いタイトル揃いで、特に『Paper Beast』は凄いので興味があれば是非。
- プレイ時間:それぞれ1~5時間ずつくらい(未クリア)
MAGLAM LORD/マグラムロード
コンカツアクションRPG。UIくらいはアップデートで改善来るかと思ったけど、結局来なかったねぇ……。まあまあ楽しめたけど、ゲーム部分にあんまり褒めるとこがないのでおすすめはしづらい。
なんだけど、海外のゲームをよくやるようになってから、こういう国産のキャラゲー遊ぶとホッとするんですよね。一汁三菜、日本のキャラゲー。
- プレイ時間:30時間(クリア)
SaGa Frontier Remastered(サガ フロンティア リマスター)
八人の主人公から選んで冒険するオムニバスRPG。今年一番遊んだのはこれかなぁと思う。それぞれ独自システムがあったりするのが凝っていて、だから全員分遊ぶまでレビュー書きたくないんだよな。
記事にしてないものだと、レッド編は独自システムが「変身」ということで、特撮詳しかったらそのノリで一本書けそうだけどあいにくサッパリで。詳しい人に任せます。T260G編はさっきクリアしたけど話が良かった! 基本ユーモラスでちょっと泣かせてくるやつに弱いのだ。
- プレイ時間:60時間くらい(4キャラ+ヒューズ編クリア)
Portal(ポータル)
名作と言われるだけのことはある新感覚3Dパズル。「一度は遊んでおきたい」というのはこういうゲームのことを言うのでしょう。それなのに今もまた缶ジュースくらいの値段でセールしてる……。
- プレイ時間:5時間(クリア)
Monster Sanctuary(モンスターサンクチュアリ)
横スクロールで探索アクション要素のあるポケモン!という感じなんだけど、少しだけ触ってピンとこなくてそのままになってしまった。もう少し遊べば面白くなってくるのかも。ちなみに本作、ゲーパスでも遊べます。
- プレイ時間:1時間(未クリア)
Donut County(ドーナツカウンティ)
ここから細々したゲーパス枠が続きます。ゲーパス記事にも軽く感想書いてます。
Donut Countyは、夏に「RTA in Japan」で種目になってて興味を持ったのがきっかけで遊んだ。ちなみにこの記事を書いてる12/30現在も冬のイベントの真っ最中である。RTA、つまり早解きというのは知らないゲームでも見てて気持ちが良いので気軽に楽しめるのが良い。ここにもeスポーツの可能性を感じている。
話を戻すと、そういうわけで実は攻略とか展開は一通り知ってた上で遊んだんだけど、細かいテキストに魅力があるゲームなので、スルスル進んだのがかえって良かったという珍しいパターンだった。
穴とドーナツを愛する全ての人におすすめの名作アホゲーです。
- プレイ時間:3時間くらい(クリア)
Cris Tales(クリステイルズ)
ゲーパス枠。ステンドグラス風グラフィックのコマンドRPG。ビジュアルは最高の一言なんだけど、戦闘バランスがクラシックすぎるのが惜しい。ストーリーはまだまだ序盤で化けそうな気もするので、時間があったら遊びたいんだけど……。
- プレイ時間:2時間(未クリア)
Hades(ハデス)
ゲーパス枠。というか、ゲーパスを始めたのがこれ目当てだったりする。
ローグライクアクションというややマニアックなジャンルを、非常に分かりやすく、遊びやすく、親切に再構成したゲーム。そういうとこがウケてるんだろうなと思うし、実際面白い。「地獄への道は善意で舗装されている」というのはHadesのことだったんですね。いや地獄から脱出するんだから逆か。
- プレイ時間:12時間(未クリア)
SkateBIRD(スケートバード)
ゲーパス枠。バードがボードに乗ったらスケートバード! 説明は以上だ。ネタは最高。
ゲームとしては結構難しく、すっころんではゲーッとなる感じなのだが、そこがスケボーっぽいような気もする。楽しいかと言われるとうーん、まぁまぁ。
- プレイ時間:2時間(未クリア)
CrossCode: A New Home
去年遊んだやりごたえたっぷりのアクションRPG……の、やりごたえたっぷりのDLC。
インディーでDLCという形で続編をリリースして完結というのはあまり見ないパターンだと思うけど、ストーリーとも合っていて帰ってきた感があって良かった。ただ、周知が難しいのが難点か。
このゲーム、狙いを定めるのに右スティックをめちゃめちゃ使うんだけど、そのせいか右スティックの挙動が怪しくなってきて悲しい。右スティックが壊れるまで遊んじゃうくらい面白いゲームだ!
- プレイ時間:20時間(クリア)
あつまれ どうぶつの森
発売から一年半が経ってすっかりご無沙汰だったけど(『どうぶつの森』とはそういうものだ)、これだけの追加コンテンツを見せられてはそうも言っていられなくなる。
個人的には新要素の「料理」が熱い。材料から実装されたので、畑を耕しトマトやジャガイモを育て、小麦の苗が手に入らずにもどかしがる日々が続いた。
農耕とは文明の始まりだ。移住開始から一年半が経ち、この島はようやく観光無人島から人が生きていく土地になれたのかもしれない……まあほぼどうぶつしか住んでないんだけど。
プレイ時間(去年からの合計):225時間
Unpacking(アンパッキング)
ゲーパス枠。引っ越しにともなう開梱作業から、新生活への期待や人生が見えてくる……というコンセプトは面白かったものの、全体に穏やかなムードの優しい話だったので少し物足りなかった。
「重火器と違法薬物がどんどん出てくる」とか「人間の体のパーツが入ってそうな箱が順番に出てくる」とか、事件性の高い闇のUnpackingを遊んでみたい、と思うのは性格が悪すぎだろうか。ホラーやサスペンスと相性がよさそうなシステムだと思うんだ。
- プレイ時間:5時間(クリア)
Twelve Minutes(トゥエルブミニッツ)
ゲーパス枠。マンションの一室での12分間を繰り返してループ脱出を目指せ、というゲーム。ボイスとモーションの迫真の演技や、映画みたいな展開が凄い。
が、特に後半同じ手順を何回も繰り返さないといけない作りが良くなくて、かったるく感じてしまった。これだけ作りこんであるなら、要所はゲームプレイをばっさり捨てて物語に集中させちゃった方がよかったのでは。
真エンディング探しは自力だとだいぶ無理あるので、よほど熱意がない限りはさっさと攻略を見るのが吉かと。
- プレイ時間:5時間半(クリア)
SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)
発売前から気になってて結局遊んでなかったんだけど、まさかのゲーパス入りしたので満を持して遊んでみた。以前にPS4で遊んだ体験版より明らかに手触りが良くなっている気がする。何かしら調整が行われたのだろうか。
何かが物凄い斬新とかではないけれど、アクションRPGとして高いレベルでまとまっている良作だと思います。凝った世界観の中、カッコいいアクションで気持ちよく暴れられる。結局こういうのが一番楽しめるという説がある。
和製サイバーパンク……と聞いて浮かぶ『ブレードランナー』的なマニアックさは控えめで、基本的には王道少年漫画のノリ。『怪獣8号』とか『ワールドトリガー』みたいな特殊部隊での成長物語なので親しみやすく、その辺が好きな人も楽しめるんじゃないでしょうか。
- プレイ時間:4時間半(未クリア)
2021年の振り返り、そして2022年へ
おそらく全部で28本なので、去年よりちょっと増えましたね。クリアしたのは10本。これだけ一本のプレイ時間に幅があると、本数を数えてもしょうがない気もするが……。
今年、個人的に大きかったトピックは、Xbox Game Pass(PC Game Pass)の導入。ゲームのサブスク、これは我々ゲーマーにとって重大な転換になるのかもしれない。
ゲームという遊びは、その市場を成立させる課金形態とともに変化してきた。コインを入れる、パッケージ販売、月額課金、アイテム課金、ガチャ。カタログ型のサブスクが大きな勢力となれば、それに特化した全く新しいタイプのゲームが生まれてくる可能性もある。
これまで日本市場では影が薄かったXboxがその革命を起こそうとしているのも熱い展開である。これを受けてプレステも改めてサブスクに本腰入れるのでは? なんて噂もあり、来年もゲームのサブスクから目が離せない。
その一方で、次世代機については個人的には様子見を続けている。未だに供給が安定せず、ソフトも目立ったものがあまり出ていないというのが理由だ。半導体不足は仕方ないとはいえ、初動に多大なダメージ食らっているのは致命的かもしれなくて、嫌な感じはする。
とはいえ来年からは本格的に次世代機向けのパッケージタイトルも出始めそうなので、そんなのは杞憂で順当に盛り上がっていくのかもしれない。PS5/PC専売予定の『Forspoken』が少し気になっているので、自分もどこかであっさり購入するかも。
何はともあれ、来年もまた良いゲームに出会えれば幸いである。
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